2016年度 競輪補助事業
CYCLE RACE
JKA補助事業
機械工業振興事業
2016年度四国のものづくり中小企業支援ネットワーク活性化推進補助事業
補助事業の概要
OVERVIEW
(1)事業の目的

四国には、優れた技術を持ち、イノベーション指向の強い中小企業が数多く存在しています。当センターが事務局を務める四国地域イノベーション創出協議会(イノベーション四国)では、四国内の会員機関、コーディネーターの方々と連携し、このような企業を支援するためのネットワークを構築し、他地域の支援機関とも連携して幅広い活動を行っています。
2016年度は、四国地域の機械工業の振興に貢献することを目的に、公益財団法人JKAの競輪補助金を受け、支援ネットワークのさらなる活性化に向けて以下のような事業を行いました。
(2)戦略促進支援と課題解決支援
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運営機関との相談会
全国レベルの大型補助施策への申請を検討中の企業を募り、運営機関との相談会を開催
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意見交換会
補助事業申請書の内容ブラッシュアップに当たり、コーディネーター等を派遣し企業と意見交換
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ロボットセミナー
「AI」「IoT」をテーマとしたセミナーでは、話題の対話型ロボットもPRに一役買い、関心を高めた
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四国食品健康フォーラム
毎年開催の「四国食品健康フォーラム」では、地域独自の食品機能性表示制度の立ち上げに向け、関係者が集まり意見交換を行った
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連絡会
毎年、四国4県を巡回し、各地のイノベーション四国会員機関・コーディネーターとの連絡会を開催するなど、支援情報の共有に努めている
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マッチング会
1月に大阪で開催したマッチング会には150社・約400人の来場があり、四国の有望企業40社の技術をPR
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模擬プレゼンテーション会
マッチング参加企業が、自社の強みとイチオシ技術について模擬プレゼンテーションを行う会を開催、専門家も交えて厳しいチェックとアドバイスを行うなど、PR力強化を目指した支援を実施
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企業の展示会出展、制度の紹介
四国の重要資源である「食」のPRに向け、企業の展示会出展を支援するとともに、検討中の地域独自の食品機能性表示制度も紹介
今後予想される事業実施効果
EXPECTATION EFFECT
当センターが事務局を務めるイノベーション四国は、企業の技術開発を中心に、セミナー開催による新事業のヒント提供→研究開発補助金の獲得支援→研究成果の実用化・販路開拓、というストーリーを描いて、企業の成長支援に努めてきました。
しかし、現実には、研究開発に取り組む余裕のある企業は少なく、統計でも示されているとおり、多くの企業にとっての最重要課題は販路開拓であることを実感しました。
こうした多数の要請に応えるため、イノベーション四国では近年「技術を売る」ことをテーマに、各社の強みの再確認やイチオシ技術の絞込み等を通じて、各社のPR力向上を支援し、域外企業とのマッチングの場創出に取り組み、そこから発生する課題の解決に逐次対応していく活動を行っています。これらの活動を継続していくことで、企業の自立が促進されていくものと期待しています。

補助事業に係る成果物
DELIVERABLES